Move to content area
menu

Taipei Confucius Temple Confucian Culture

拡大フォント フォントの狭い
Number 1.言偃、total 1 picture

言偃

言偃、字は子游、春秋時代吳国の人で、孔子の弟子、孔子より四十五歲も若かつた。儀礼によく通じ、なかんずく文学で名高く、眼識も深かつた。魯国で武城の町の町長になつた頃、孔子からよき部下の有無を問われ、子游は、「澹台滅明なる者がおり、非常に正直で、路を行くのに決して近路を通らず、公務以外にはわたしの私室に来たことがあるません」と答えた。ところ澹台滅明の容貌は醜く、孔子はあまり信じなかつた。後年澹台滅明が南方を周遊するに際し、隨き從う門人は三百人を超え、名聲は天下に満ち、世間から子羽と称された。孔子は、「言葉を信じて宰我を見損じたが、容貌からは子羽を見誤つた」と概嘆した。子羽の墓は江蘇省常熟県西北、虞山の東の麓に葬られている。

参考文献:台北孔子廟の出版物《孔廟大成殿聖賢略傳》
ウェブサイト満足度調査